DJ Avicii 急死 生前  苦悩" />
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DJのAvicii28歳で急死、生前に語っていた苦悩 [洋楽]

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スウェーデン出身のDJで音楽プロデューサーでもあるAvicii(アヴィーチー)さん、
本名ティム・バーグリングさんが現地時間の4月20日、
滞在先のオマーンの首都マスカットで死亡しました。

28歳という若さでの急死でした。
現時点での死因は不明です。

アヴィーチーさんの代理人は

「深い悲しみをもってアヴィーチーこと
ティム・バーグリングの死をお伝えします。
現地時間4月20日金曜日の午後、オマーンの首都マスカットで
彼は死体で発見されました。」

「現在、彼の加増はこの衝撃に打ちひしがれております。
大変な時期を過ごしている彼らのプライバシーを尊重して頂けると
幸いです。また、今後この件に関して声明を出す予定はありません。」

と声明文を出しています。

シンセサイザーなどを使って高揚感を煽る
エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の
先駆者のひとりであり、世界的にも有名な人でした。

2011年にリリースされた「Levels」や
2013年の「Wake Me Up」は
世界的ヒット曲となったことでも知られています。





過去には歌手のマドンナさんや、
イギリスのロックバンド、Cold Playなどの楽曲作成にも
参加したことがあります。

2014年に胆嚢と虫垂を摘出するなど健康問題を抱え、
2016年はツアーからの引退を表明していました。

2017年のドキュメンタリー映画「Avicii: True Stories」の中で、
アヴィーチーさんは
「『Levels』で全てが始まったって感じだった」
と語っています。

この映画は、アヴィーチーさんのDJ人生とキャリアに特化した
ドキュメンタリー作品です。
彼はこの映画の中で更にこう語り続けました。

「何を選択するにしても、これまで物欲で動いたことは一度もなかった。
もちろん、成功したことで得たチャンスや安心感には感謝しているよ。
世界中を飛び回って演奏できるなんて本当に恵まれているとわかっている。
でも、アーティストとしての人生が大きくなりすぎて、
人間としての人生がほんの少しになってしまった」

また、2017年9月のローリングストーン誌の取材で
アヴィーチーさんは

「どう生きるかを考える必要に駆られた。成功するために成功を
求めているって感じだったから、もう幸せを感じられなくなっていたのさ」

「4、5、6年前からEDMは過飽和状態になってきた。あの頃から
金が全てになったんだ。その頃から俺はEDMとの関わりを持ちたくないと
思うようになった」

と苦悩を語っていました。

同年、アヴィーチーさんは自身のウェブサイトでファン向けに
書いたコメントでは、このように書き残しています。

「人生やキャリアのある時点で、俺たちは誰でも自分にとって
何が一番大切かを理解する」

「俺にとってそれは音楽を作ること。俺の生きる目的がそれで、
俺はそのために生まれてきたと思うんだ」

「去年(2016年)、俺はライブで演奏することをやめた。きっと多くのファンが
あれを俺の終わりと思っただろう。でも、ライブ演奏の終わりがアヴィーチーや
俺の音楽の終わりじゃない。ライブ演奏をやめた後、俺は全てを納得できる場所に
戻った。つまり、スタジオだ。次は俺の音楽づくりへの愛情をお前たちに
見せることにする。これは新しいステージの始まりさ。」

アヴィーチーさんは2011年から一気に
世界的有名アーティストになれた一方で、
有名人になったなりの大きな苦悩を抱えていたのでしょう。

新しいステージに立ったアヴィーチーさんの姿を
もう見られないのは非常に残念です。
ご冥福をお祈りします。




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