JR 三江線 全線 廃止" />
SSブログ

ありがとう、JR三江線、3月31日全線開通43年目で幕を閉じる [地域]

スポンサーリンク




広島県の三次駅と島根県の江津駅を結ぶ全長108.1キロの
JR西日本・三江(さんこう)線が3月31日、最終運行を迎えます。

JR三江線は中国地方最大の河川・江の川(ごうのかわ)沿いを走り、
山間部集落の生活の足となって支えてきましたが、
沿線の人口減少や車利用者の増加などで利用者数が年々減り、
開業から88年目、全線開通から43年目で幕を閉じることとなりました。

三江線は昭和5年(1930年)に島根県の一部区間で開業しました。
その後走行区間の拡大を図りましたが、太平洋戦争や
終戦後の混乱期などの影響で、開通が進まない時期がありました。

それから時を経て昭和50年(1975年)にやっと全線が開通し、
現在の形となりました。

中山間地域の生活路線として活躍するも、
全線開通した昭和50年の時点で
周辺地域は既に車社会と化していて、
利用者が多くはなかったといいます。

1キロあたりの1日平均乗客数を示す「輸送密度」は
旧国鉄の分割民営化により、JR西日本に移行した
初年度の昭和62年度(1987年度)で458人。

平成26年度(2014年度)には50人にまで輸送密度は落ち込み。
平成28年(2016年)9月にJR西日本が三江線の廃線を表明しました。

国土交通省によると、国鉄民営化以降、本州で100キロを超える
路線の全線廃止は初めてだそうです。

JR三江線は、時速30キロという遅めのスピードで走る区間が非常に多く、
自然豊かな絶景をたっぷりと車窓から眺められることでも
人気のローカル線で、通称「天空の駅」と呼ばれる
「宇都井(うづい)駅」は鉄道ファンの間では有名なスポットです。

全線廃止を前に、沿線には名残惜しむ地域住民や
鉄道ファンなどが訪れています。

最終列車の終着時刻は、上りが21:27江津着、
下りが20:40三次着となります。


スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。