ザギトワ選手の秋田犬 名前はやっぱり「マサル」その理由は？

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平昌(ピョンチャン)オリンピックの女子フィギュアスケートの
金メダリスト、アリーナ・ザギトワ選手(15)が3月27日、
日本から贈られる予定の秋田犬の名前について、
「マーシャ」に変更したとの一部報道を否定しました。

ザギトワ選手は当初、「勝利する」という意味を込めて
「マサル」と名付けるつもりでいましたが、
「似た響きでもっと女の子らしい名前を思いついた」
と話し、「マーシャ」に名前を変えると26日、語っていました。

ちなみに、「マーシャ」という名前は
ロシア人女性の名前「マリア」の愛称形です。

「マーシャ」の名前について、日本人の知人にも相談し、
「かわいい」とお墨付きをもらっていたそうです。

ところが27日、モスクワで開かれた今季終了の記者会見に出席した際、
秋田犬保存会から贈呈される子犬について
「頂くのは雌犬だけど、男の子の名前の『マサル』と
名付けるのは変わらない」
と語りました。

名前を「マサル」のままにする理由について、ザギトワ選手は
「五輪前の新潟合宿で秋田犬を知りました。
日本の犬なので名前を日本語にするのは筋が通っていると思う」
と話しました。

勝利を意味する言葉を自分で探し、「マサル(勝る)」に決めたそうです。

ザギトワ選手は新潟滞在中に雑誌で見た秋田犬の写真を気に入り、
母親に飼いたいと相談。母親が「五輪でいい演技をしたら考える」
と答えたやりとりを五輪前にしていました。

そして迎えた五輪本番では見事金メダルを獲得。
母親とのやりとりは日本でも報じられ、
秋田犬保存会が子犬の贈呈を決めました。

秋田犬保存会によると、贈呈候補となる子犬の写真を何枚か送って
ザギトワ選手に選んでもらい、5月3日に秋田県大館市で行われる
秋田犬の姿形を競う全国大会で披露するそうです。
その後5月下旬から6月上旬にモスクワでその子犬が引き渡される予定だそうです。

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