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「みかんの発送」は詐欺の予兆?!警戒心を解くための手口か [国内]

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ターゲットに何気ない話題の電話をかけてまず信用させ、
一旦ワンクッションを置いてから二度目の電話で騙す。

このような手口のオレオレ詐欺が
2017年10月以降に広がっているようです。

東京都葛飾区に住む高齢夫婦のもとに2018年2月下旬、
息子を名乗る男が次のような電話をしてきました。


「知り合いからみかんがたくさん送られてきたから、
そっちにも送るよ。」


離れて暮らす両親を気遣うような内容の電話だったので、
夫婦は電話の相手が息子だと信じ込んだといいます。


息子を名乗る男からは翌日も電話がかかってきた。

「株で儲けようと思って、会社の金を使ってしまって…」

振り込め詐欺の典型的な手口であるにも関わらず、
夫婦は詐欺だと見抜けなかった。

結局夫婦は銀行から600万円をおろし、
彼らのもとに訪ねてきた「会社の部下」を名乗る男に
お金を渡してしまいました。


「携帯電話を変えた」

「風邪をひいて声が変わった」

このように、金を騙し取る電話の前に
予兆電話がかかってくることが最近主流になりつつあるようです。

詐欺犯がワンクッションの電話をかけるのは
何気ない世間話を交わしながら電話することで、
ターゲットの家族構成や住所などの情報を探る目的もあると
考えられますが、「みかんを送る」手口は前例がありません。


警視庁亀有署管内では2017年10月以降、
同様の電話が10件確認され、
板橋署管内でも同様の電話が複数あったそうです。


詐欺犯の狙いについて亀有署幹部は
「あえて詐欺とは到底結びつかない話から始めて、
警戒されないようにしているのでは」
と分析をしています。

「みかんを送る」手口の他に、同署では
「たまにはご飯でも行こうよ」などとワンクッションを置く
詐欺電話も確認されていて、予兆電話の内容には
バリエーションがあるようです。

年々巧妙化するオレオレ詐欺。

「みかんを送る」予兆電話のように、ターゲットを巧みに
心理操作し、お金を騙し取ろうとする詐欺犯も現れています。

悪質な詐欺犯に騙されないようにするには
どのような対応をすればいいのでしょうか。

警視庁幹部は

「詐欺犯は声を録音されるのを嫌がるので、
かかってくる電話には一旦留守電で対応するのが有効だ」

と話しています。

留守電の録音データを残しておけば、
万一詐欺被害に遭った時にそれが動かぬ証拠となります。

私たち電話の受け取り手も、常に賢く対応すべきです。


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